平成21年度
事業計画書
平成21年4月〜平成22年3月31日
当財団の目的を達成し、熱・電気エネルギー技術研究成果の発展を実現するために、平成21年度は下記の事業を実施する。
- 調査及び研究(寄附行為第4条1号関係)
計画: |
昨年に引き続き「常温核融合研究の最新の動向調査U」
平成20年度に実施した調査の結果、ここ数年、当該分野では注目すべき新たな研究成果が多数得られていることが明らかになった。例えば、パラジュウム・ナノ粒子を用いた実験で過剰熱が観測されている。再現性も高く、日本人を含む複数の研究者が独立に実施した実験において同様の結果が報告されており、現象の存在については議論の余地がない状況にある。一部に、反応に伴ってヘリュウムが観測されたとする報告もある(日本・荒田)。米国化学会も当該分野に特化されたセッションを設け、発表件数も急増している。このように、現在、当該分野には活発な動きがみられ、注目すべき新たな成果が続々と発表されているため、引き続き動向を調査する。
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契約: |
平成21年7月 |
調査期間: |
平成21年9月1日〜平成22年3月31日 |
委託金額: |
3,150,000円(消費税を含む) |
委託先: |
株式会社テクノバ |
- 情報の収集及び提供(寄附行為第4条2号関係)
予算の関係上、調査及び研究に一本化する。
- 研究会、セミナー等の開催(寄附行為第4条3号関係)
熱・電気エネルギー技術の研究会、講演会、シンポジウムを開催する。
(1) 技術研究会の開催
@ |
計画:第44回技術研究会 |
開催日:平成21年7月中旬を予定 |
A |
計画:第45回技術研究会 |
開催日:平成21年10月下旬を予定 |
B |
計画:第46回技術研究会 |
開催日:平成22年2月上旬を予定 |
(2) 熱・電気エネルギー技術シンポジウムを開催する。
計画@ |
会議名: |
日本熱電学会学術講演会 |
主催: |
日本熱電学会 |
協賛: |
財団法人 熱・電気エネルギー技術財団 |
開催日: |
平成21年8月10日、11日 |
会場: |
東北大学 |
計画A |
会議名: |
第10回CF研究発表会 |
主催: |
日本CF研究会 |
協賛: |
財団法人 熱・電気エネルギー技術財団 |
開催日: |
平成22年2月ごろを予定 |
会場: |
未定 |
(3) ミノル記念講演会を開催する。
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計画:第16回ミノル記念講演会 |
開催日:平成21年12月11日(金) (予定) |
講師:未定 |
- 研究助成(寄附行為第4条4号関係)
募集テーマ: |
@ |
新水素エネルギー技術(常温核融合・凝集系核科学から派生した研究・技術)について |
A |
熱電変換素子技術について |
B |
中・低温度差発電技術について |
応募期間: |
平成21年9月1日〜平成21年10月末日を予定 |
選考委員会: |
平成21年11月下旬を予定 |
目録贈呈式: |
平成21年12月11日を予定 |
総予算: |
7,000,000円 |
- 普及及び啓発(寄附行為第4条5号関係)
@ |
計画:平成21年度開催の技術研究会講演録を作成、配布を行う。 |
A |
計画:協賛シンポジウムの講演集を配布する。 |
B |
計画:第16回ミノル記念講演会(平成21年12月11日開催予定)の講演録を作成、配布する。 |
C |
計画:財団会報誌第18号を平成22年3月に発行、配布する。 |
D |
その他 |
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